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なぜヒトは永遠や普遍を好むのか?

神様を拝み、死後の世界を信じる。自分のこしらえた田んぼや組織が、子々孫々にいつまでも受け継がれると信じる。王家は想像もつかない昔から、そしていつまでも国を治める、その永続性に嬉々としてひれ伏す。

バカジャネーノ、、、じゃなくて。それは誰にでも起こりうるよね。
基本的には死にたくない、子どもを残したいという欲求の現れなんだろう。

鴨長明に言わせれば「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」。
ここでは数十年で死ぬ個として私と、私の集合によって世代を超えて継続される社会の普遍性が語られているのだと思うのだけれど。

とはいえ、例えば日本という国家の形態もそのうち消滅するし、日本列島に住んでいる人たちの人種構成もあと4世代くらいで大きく変わっていくだろうね。
泡沫のように儚いのは一人の生ではなくて、国家社会、あるいはヒトという種そのもの、あるいはこの惑星の表面そのものだっていつか変質して、滅する。

それでもヒトは永遠を好み、それにすがる。
ありもしない神を拝み、死後の生活を恐れつつ希望する。永久不滅?

ナイスジョーク、情弱を釣っていこう!

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